
世界中の人がいたるところで毎日見かけるフォント「Helvetica」。GAPやLufthansa, Nestlèにいたるまで、街角で見かけるロゴはほとんどHelveticaが基本になっている。それに加えてわたしとピーさんの思い出深いマンハッタン地下鉄表示もHelveticaだったのでした。
そんな顔の広いHelveticaフォントについての映画が、昨年Helveticaフォント50周年を記念して制作された。映画はアメリカで制作されたものの、このフォント、実はスイス人のマックス・ミーディンガーという人が50年代にデザインしたもので、その名前「Helvetica」はラテン語で「スイス」という意味。
生みの親スイスでHelveticaがどのくらい尊敬されているかというと、まず素手でHelveticaを描けないグラフィックデザイナーはいないほど。スイス機内誌のADを勤めたお友達のゲリーによると、コンピュータがなかった時代のグラフィックデザイン科では素手でHelveticaをかけるようになる練習から始まったそうで、それを聞いて鳥肌がたってしまいました。
Helveticaフォントは、ライバルでありHelveticaが基本にしたAkzidenz-Groteskというフォントから発展。このAkzidenz-Groteskの歴史は長く、19世紀にベルリンで開発されてからは色々なフォントの基本になってきました。そしてAkzidenz-Groteskはピーターの一番好きなフォント!いつかはこちらのフォントについてもご紹介したいと思います。